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治療についてのQ&A広場

カールストルツ・エンドスコピー・ジャパン株式会社では、一般の方への医療に関するアドバイスを行なうことができません。かかりつけ医師、または専門医にご相談ください。

集束型体外衝撃波疼痛治療について

体外衝撃波疼痛治療ってなに?
衝撃波を用いた、日本ではまだ比較的新しい治療法です。ヨーロッパを中心に普及したこの治療法は、海外では腱付着部炎など、多くの疼痛疾患の除痛を目的とした治療に用いられています。低侵襲な治療法としてスポーツ選手にも広く使用されています。
対象となる疾患は?
日本国内では難治性足底腱膜炎に対してのみ薬事承認され、以下の点数で保険収載されています。
体外衝撃波疼痛治療術(一連につき)5,000点

参考までに、国際衝撃波治療学会(ISMST)では下記の整形外科疾患を治療対象としています。
  • 【足部】足底腱膜炎・アキレス腱炎・アキレス腱付着部炎
  • 【膝】膝蓋腱炎
  • 【肘】上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎
  • 【肩】石灰沈着性腱板炎・腱板炎
  • 【骨折】偽関節・疲労骨折
  • 【その他】早期の離断性骨軟骨炎・早期の骨壊死 など
治療の効果はどのくらいあるの?
体外衝撃波による治療は、完全なる除痛を保証するものではありません。また患者様により治療効果や治癒期間が異なります。平均的治療効果は、60%~80%と報告されています。
考えられる有害事象は?
以下の有害事象が考えられますが、これらは通常5~10日で軽減します。
  • ・腫脹、発赤、血腫
  • ・点状出血
  • ・疼痛
  • ・コルチゾン治療を受けた部位での皮膚損傷

※次回の治療の開始時にこれらが消失していることを確認してください。

治療の流れについて教えてほしい
  • (1)セッティング(照射部位により体位が異なります。)
  • (2)疼痛症状、詳細な病歴を確認します。
  • (3)触診によって痛みの部位を特定します。
  • (4)低レベルの照射から治療を開始します。反応を見ながら徐々に出力を上げます。
  • (5)目的とするショット数に達したら終了します。

※医療機関の治療方針によって流れは多少異なります。

治療回数と治療期間の目安は?
通常2~3セッションおこないます。
1回の治療時間は約3~6分です。一定の期間を空けて、複数回の照射を行います。

※症例や患部の状態により、治療回数や治療期間は多少異なります。
※医療機関の治療方針によって、治療回数や治療間隔は多少異なります。

拡散型圧力波を用いた治療について

拡散型圧力波による治療ってなに?
圧力波を用いた日本ではまだ比較的新しい治療法です。ヨーロッパを中心に普及したこの治療法は、海外では腱付着部炎などの多くの疼痛疾患の除痛を目的とした治療に用いられています。低侵襲な治療法としてスポーツ選手にも広く選ばれています。
対象となる疾患は?
日本国内では消炎鎮痛等処置に対し、保険が適用されています。
下記に使用例の一部を記載します。
  • ・アキレス腱炎
  • ・足底腱膜炎
  • ・中足骨痛症
  • ・脛骨過労性骨膜炎
  • ・膝蓋腱炎
  • ・転子部腱障害
  • ・石灰性腱炎
  • ・上腕骨外側/内側上顆炎
  • ・トリガーポイント治療
考えられる有害事象は?
以下の有害事象が考えられますが、これらは通常数日で軽減します。
  • ・腫脹、発赤、血腫
  • ・点状出血
  • ・疼痛

次回の治療の開始時にこれらが消失していることを確認してください。

治療の流れについて教えてほしい
  • (1)セッティング(照射部位により体位が異なります。)
  • (2)疼痛症状、詳細な病歴の確認をします。
  • (3)触診によって痛みの部位を特定します。
  • (4)低レベルの照射から開始し、反応を見ながら徐々に出力を上げます。
  • (5)目的とするショット数に達したら終了します。

※施設の治療方針によって多少異なります。

治療回数と治療期間の目安は?
通常2〜3セッションおこないます。
1回の治療時間は約10〜15分です。一定の期間を空けて、複数回の照射を行います。

※症例や患部の状態により治療回数や治療期間は多少異なります。
※施設の治療方針によって治療回数や治療間隔は多少異なります。

各製品の導入施設のご案内

集束型体外衝撃波疹痛治療装置

デュオリスSD1 ウルトラDUOLITH® SD1 T-TOP »ultra«

拡散型圧力波治療器

マスターパルス MP100MASTERPULS® MP100 »ultra«
マスターパルス ONEMASTERPULS® ONE